ケアマネの大変さ

こんにちは、今まではケアマネとは?みたいな話をしてきましたが、今日は、ケアマネをしていての大変さを主観ではありますが、お話ししていきます。

 

結論から話してしまうと答えがないというところですね。

正式には、関わる人によっての正解がバラバラなんです。

同じ病気や同じ年齢で似たような経過を歩んできた場合でも、家に帰ってきてからどんな生活を望むかは人によって様々です。

当たり前の話なんですが、それが難しい😓

 

例えば、退院の後の在宅でのリハビリを例にすれば、外に出ていくことがいい人と家でリハビリしたい人、あまり介護のサービスに頼りたくない人など色々います。

 

ケアマネとして、本人の気持ちに寄り添うという意味では、本人がいう通りに計画を立てればいいんじゃないの?

迷うことないんじゃないの?

と思われることがあるかもしれませんが、そうともいきません。

 

年齢で分けるのはナンセンスだと思いますが、あくまで、例として、90歳の人がリハビリしたくないというのと、70歳の人がリハビリしたくないというのでは、話が全く違います。

 

お分かりの通り、90歳の方については、リハビリをしっかりというよりは生活の中の楽しみを優先していくほうが良いでしょう。

しかし、70歳の方であれば、人生100年時代と言われ、肌感でも元気な90代の人が増えてきた中で、数十年をどれだけ自立して生活していくか考えていく必要があります。

 

簡単な例で話しましたが、これも一概に言えないんです。

今は90代の方もとても元気で趣味や人に頼らず生きていきたいなんて方もいらっしゃいます。

そうしたら、90代の方にもリハビリを勧めるでしょう。

 

そんなこんなを考えていくと本当にその人にとっての答えはなかなか見つけられません。

 

そんな中、私たちはその方の人生にとって、どれが正解か考えながら関わっていかないといけない。

だいぶ、責任重大な感じで話しましたが、こんだけ考えても、あくまでその利用者さんの人生はそのひとの物です。

だから、僕らは利用者さんの人生を自分で選べるように提案する必要があるんだろうなと感じてます。

 

どんなにその人にとっていいだろうとリハビリのプランを組んだところで、その利用者さんがそのプランが自分の人生にとって必要なことだと思って、頑張ってもらえなければ、無意味です。

だからこそ、まず話を聞かせてもらうことを意識しながら、その利用者さんのことを考えていけるのかが、ミソだろうなと思ってます。

 

ほんとに時々、ドンピシャで考えてたことがハマったりするので、その時は嬉しくなります。

 

話は全然違いますが、

ケアマネってなかなか忙しいです。

皆さんの見えないところで

悩んで、苦しんで、

それでも利用者さんのためにと考えてます。

 

それがなかなか答えではなかったり、上手くいかなくて、思い悩んだ結果、やめてしまう方が多いんだろうなと思う毎日です。

 

でも、この仕事って必要ですし、辞めてしまうのが1番もったいないし、たまにある嬉しさみたいなのもありますんで、頑張って続けていこうと思てます。

思い悩むケアマネさん、どこかに絶対いると思いますが、全てがうまくいかないのはあたりまえです。

その人に憑依して、全てがわかるわけではないので仕方ないです。

でも、利用者さんのことを一生懸命考えながら仕事することでどこかに救われている人もいるはずと頑張って続けていきましょう♪

 

なんか、最後は趣旨と違う話になりました。

長々と読んでいただき、ありがとうございます。