こんにちは、なんか最近暑くなりました。
春を通り過ぎて、夏じゃないかと勘違いするぐらいです。
今日は、介護のお金の話をしてこうかと思います。
結局、お金は大事だよという話なんです。
生きていくために切っても切り離せない物です。
お金が全てではないというところは前提にしておきますが、どんな介護保険で自己負担の割合が少ないといっても、サービスを受ければ、お金がかかります。
現状の制度でいうと収入等により、
自己負担1割から3割負担に別れています。
多くの方は1割負担という方が多いんですが、たまに2割、3割負担という人もいます。
さて、そんなこんな自己負担ですが、
計算が複雑なのでざっくり説明します。
介護保険のサービスの金額は単位✖️10円として計算します。
(細かくは住んでる場所によって、10円ではない場合もありますが、省略)
そこの負担割合分が自己負担です。
例えばですが、みなさんご存知のヘルパーさんのサービスをつかうと身体介護30分以上1時間未満の場合は、396単位です。
396単位✖️10円🟰3960円
10割負担で3960円が介護サービス費です。
そこから1割普段の方なら396円が自己負担する金額です。
これだけで、話すと大したことないじゃないかと思うかもしれませんが、これがいろいろなサービスを使うとどんどん積み重なり、結構高額です。
また、後日書きますが、介護度によって、1割負担で使える単位数は変わりますが、介護度5の方が使える単位数を全部利用した場合の自己負担は約40000円近くになる場合もあります。
(もちろん、ここまで使う方は少ないですが…)
ちなみにこの金額はあくまで、介護保険サービスのみで計算しているので、ここにデイサービスの食事代やショートステイのお部屋代などの実費が掛かります。
デイサービスの食事代なら1回750〜1000円
ユニット型個室のショートステイのお部屋代1日2500程度➕食事代1日あたり1500〜2000円程度
このようなサービスを組み合わせて、使える量ギリギリまで使うと結構な金額になります。
ショートステイをまるまる1ヶ月なんて使う場合は1割負担の人でも全部で15万とか出ていってしまいます。
こうなることは少ないですが、しっかり介護サービスを受けようと思うとやっぱり数万円単位が介護にかかることになりますので、お金は貯めとかなきゃダメだなーといつも思います。
なかなか自分が介護を受けることを想定して、
金銭管理していないので、介護が始まり、この数万円の支出のプラスがあるとどうしても余計な支出と考えがちです。
そうして、必要なサービスを削って、疾患が悪化してしまう方といます。
やはり、人はどのぐらいまで生きるか分かりません。
その生きる時間に出来るだけ苦しい時間は少なくした方がいいです。
そのためには、必要なことを受けられるようにしておいた方がいいと思います。
お金では全てが決まるわけではないですが、物事の選択肢を増やすことは出来るものだと思います。
リハビリしたいが、サービスに使うお金がないからとリハビリ出来ずに身体状態が悪くなってしまう方もいます。
だからこそ、誰もが歳を取りますし、どのタイミングで身体の異常が起きるか分かりませんから、介護は必要になることを想定しての金銭管理が必要ですし、将来に向けての資産形成は間違いなくやっていったほうがいいなと思っちゃいます。